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大崎上島町と人口6,482人🛳過疎なのに住みたくなる理由とは

廿日市に住んでいると、海なんて見慣れているはずなのに、
ふと気になってしまう島がある。
広島県に浮かぶ 大崎上島町 🏝
 

2025年10月1日時点の人口は、6,482人。
平成27年には 7,758人いたらしい。
その差を思うと、
潮が静かに少しずつ引いていくような、
そんな淡い寂しさが胸の奥に残る。
 

けれど、僕が島の写真を見た瞬間、
潮風の匂い、干したての漁網の香り、
工場の蒸気の音、
夕暮れに染まる防波堤、
そして船の振動まで、
まるで五感が勝手に思い出したかのように蘇ってきた✨
 

瀬戸内って、なぜこんなに懐かしい気持ちを呼び起こすんだろう…。
 

🐟人は減るのに、海は変わらない不思議
 

人口が減っていると聞くと、
普通は「寂しい場所なのかな」と思うはずなのに、
この島には、
静けさを味方につけた余裕みたいな空気がある。
 

漁港に立つと、
風がゆっくり体の周りを巡る。
波が砕けたしぶきが、
ほほに少し残る潮気としてまとわりつく。
耳に届くのは、
船のエンジン音とカモメの声だけ。
 

人が減るほど、
自然と向き合える時間が増えるのかもしれない。
町が小さくなるほど、
海の存在が大きくなるみたいで、
その対比がなんとも美しい。
 

そして、
この景色を未来に繋ごうとする島の動きがまた面白い。
例えば、木材産業を生かした仕事、
造船の技術、
海を守る取り組みなど、
静けさの中に“挑戦”が潜んでいる⚓
 

🏫子どもが少なくなる現実と、それでも続く音
 

人口が減れば、
学校の音も小さくなる。
校庭の声、運動会の歓声、
あの「青春は音でできている」と思わせる賑わいが減っていく。
 

けれど、島の写真に写っていた小さな保育園の門。
そこに貼られた手作りの飾りを見た瞬間、
胸がぎゅっとして、
不思議と希望が湧いてきた。
 

誰かの小さな声が、
静かになった校庭に落ちて、
それがまた次の命を呼び寄せるような気がして。
 

少子化って言葉では説明できない “熱” が、
島にはまだ残っているんだろうなと思った。
 

🌅夕焼けが教えてくれた、島の時間の価値
 

廿日市の海もきれいだ。
宮島の鳥居が夕日に染まる眺めは最強だと思っている。
 

でも、大崎上島の夕焼けには、
別の魅力がある。
それは、
「静かな時間が、そのまま価値になる」ということ。
 

誰もあわてない。
車が少ないからクラクションも聞こえない。
フェリーの時間だけが生活のリズムになる。
夕焼けの色が、時間の流れそのものに見えてくる🌇
 

都市に近い廿日市では味わえない、
“時間の濃さ” がここにはある。
 

🏝行ったことがないのに、懐かしい
 

不思議だけど、
大崎上島に行ったことがない僕が、
懐かしさや切なさを感じている。
 

それはたぶん、
「島の暮らしには、自分の過去と未来を同時に想像させる力がある」からだ。
 

見たことのない道を歩いているのに、
子どもの頃の夏休みを思い出して、
知らない海なのに、
“帰ってきた”みたいに落ち着いてしまう。
 

そして、
この島が未来に続いてほしいという気持ちまで湧いてくる。
 

✨人口の数字から始まったけれど
 

6,482という数字を見て、
人が減った現実に胸が少し冷えた。
でも、その冷たさを解かすように、
島の景色はあたたかく、
静かに、確かに生きている。
 

人口の減少は、
島が終わっていくサインじゃなくて、
別の形で息をしているだけなのかもしれない。
 

減るものがあるから、
守ろうとする力も生まれる。
その力が未来を連れてくる。
そんな息遣いが、この小さな瀬戸内の島から聞こえてくる気がした。
 

🚢次は船に乗って確かめに行こう
 

数字に惹かれるなんて、不思議な話だ。
調べただけで、こんなに心が動くなんて。
次は、ちゃんと船に乗って、
潮風の匂いを肺いっぱいに吸い込んでみよう。
 

きっとその瞬間、
島の静けさは、寂しさじゃなくて 豊かさ に変わるはずだ。
 

大崎上島町。
名前だけで潮騒が聞こえるこの島へ、
そのうち、ふらっと出かけてみたくなった🚢🌊✨

 

大崎上島町 人口及び世帯数の推移